gpu使用率が上がらない原因と対処方法
gpuとは、パソコンの画面上に表示される画面描画を行う時に使用されるメモリで、
パソコンに埋め込まれている半導体チップの事をいいます。
gpu使用率が上がらない原因として「電源供給の不足」が考えられます。
もし省電力モードになっているのであれば制限がかかってしまっているので
パフォーマンスモードに変えてみて下さい。
基本的にgpuの使用率が高くなる時というのはゲームや動画視聴など画面描画を行っている時です。
設定に合わせてgpuを稼働しているため、こちらでgpuの使用率を手動で調整する事はできないと思います。
gpuの使用率は通常それほど高くなくても、ゲームや動画視聴をしている場合はパソコンの性能をフルに
使用するためにgpu使用率が100%に達する事も少なくありません。
ゲームをしている時などは98%から99%使用している事もあり、余裕がなくなると100%に達するという形になります。
通常のgpu使用率はそんなに高くないのですが、gpuのスペックをフル活用すると使用率が100%近くなります。
使用率を上げる方法
使用率が低いのは「必要ないから使われていない」という事のようです。
なので使用率を上げたい時は高画質に変えてみて下さい。
負荷がかかる処理や動作を行っていると、gpuの使用率は100%に近づきます。
これは割と正常な動作なので気にしなくても大丈夫です。
gpuは主にグラフィックなど「描画処理」に特化したパーツです。
使用率を上げて100%になったとしても即時に故障が起きる事はないと思います。
なお温度も同様で、大抵のgpuは90度付近まで温度上昇が起きたとしても耐えられる設計となっています。
表示する方法や確認する方法
スタートをクリックしてアプリの一覧を表示させる。
- 「W」欄の「Windowsシステムツール」をクリックしたら「タスクマネージャー」をクリック。
- スタートをクロックし、アプリの一覧から「W」欄の「Windowsシステムツール」をクリックしてから「タスクマネージャーを」クリック。
- 「タスクマネージャー」が出てきたら「パフォーマンス」をクリック。
- 画面左側からgpuをクリックしてgpuの状態が表示されたら成功です。
使用率100は危険?
動画視聴中やゲーム中にgpu使用率を確認すると数値が100%になる事があります。
放置したままだとgpuの温度が上昇し、寿命が縮まったりする可能性も出てきます。
gpuの使用率とはコンピューターで実行中のプログラムがgpuの処理時間を占める割合の事です。
例えば使用率が50%という事は「gpuが半分だけ力を発揮している状態」で、
使用率が100%という事は「gpuが全力でプログラムの処理に力を注いでいる」という状態という事になるのです。
使用率の高さとgpuの負荷の大きさというのは、ほぼ同じ意味です。
よって、負荷の高い処理をさせ続けるとハードウェアの温度が急上昇したり、製品の寿命が縮むリスクがあります。
不安定な時は
gpuが不安定な状態かもと思われる現象として、
- 画面が真っ暗になる。
- キーボードやマウスの入力で誤作動する。
- 画面にノイズが出る。
- 3Dグラフィックが正常に描かれない。
- 画面の色がおかしい。
などの画面の変化が見られます。
そういった症状が現れた時の対処法をいくつか挙げていきます。
- gpuを1度外して起動させる。
- 1度隅々までエアーダスターなどで掃除する。
- gpuの状態をツールで調べてみる。
などです。
使い方に気を付けたりこまめに手入れをするなどしてgpuを長持ちさせる事も可能なので
時間がある時にやってみるのもいいと思います。
また、冷却ファンを増やす、もしくは水冷システムを使って冷却性能を高めるという方法もあります。
それでも不安定な状態が治らず、自分で調べても限界だと感じたら専門家に任せるのがいいでしょう。