Apple社が開発した、bonjour。ネットワーク内にある機器同士を設定なしで簡単に接続するための機能を搭載したアプリです。
同じネットワーク内であれば、パソコン同士で音楽を共有したりプリンタなどの機器を使用できます。
開発当初は、Macのみのリリースでしたが、現在はWindows版のbonjour for windowsがリリースされています。
しかしWindowsでは、パソコンによってインストールされていたり、されていなかったりと様々です。
そこで今回は、Windowsでのbonjourのインストール方法やbonjourが必要なサービスなどをご紹介します。
bonjour for windowsをインストールする方法
bonjour for windowsをインストールする時は、iTunesをブラウザから直接インストールすることです。
iTunesと一緒にbonjour for windowsをインストールしてくれます。
Microsoft StoreからiTunesをインストールしてしまうと、iTunesからbonjour for windowsをインストールする必要があり、手間がかかってしまうので注意してくださいね。
bonjourが必要なアプリやサービス
bonjourは、Apple製のデバイスを自動的に検索して簡単に接続するためのアプリです。
Windowsでbonjourを使う時はappleTVなどのApple製品を使う時、またはAppleのサービスが必要な時です。
また、Adobe Creative SuiteやSkypeなどのアプリで必要になる場合もあります。
アンインストールできない時
Windowsのマークを右クリックし、アプリと機能を選択。
リストにあるBonjourの項目をクリックし、メニューを展開。
アンインストール→アンインストールの順にクリックして、ウィザードが表示されたら案内に従ってアンインストールを完了する。
この方法でbonjourアンインストールできない時は、以下の方法を試してみてください。
Windowsマークをクリックしcmdを入力。
検索結果一覧からコマンドプロンプトを右クリックし管理者として実行を選択。
コマンドプロンプト表示後、以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行する。
"C:Program FilesBonjourmDNSResponder.exe" -remove
このコマンドを実行するとbonjourサービスが停止します。
次に、コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行する。
regsvr32 /u "C:Program FilesBonjourmdnsNSP.dll"
このコマンドは、bonjourのDLLファイル(Windowsのプログラムファイル)をシステムから削除してくれます。
コマンド入力に成功したら、コマンドプロンプトを閉じてパソコンを再起動してください。
再起動後、bonjourが正常にアンインストールできたか確認をしましょう。
インストールできない時
bonjourは単独でのアプリ配信はされていないので、iTunesをインストールする必要があります。
iTunesをインストールしたくないという方は、bonjour for windowsだけをインストールする方法があります。
サイト版のiTunesに接続し、WindowsリンクのリンクからiTunesをダウンロードします。
この時点では、インストールされないので安心してください。
ダウンロード後、iTunes64Setup.exeは起動せずに、Lhaplusなどのアーカイバソフトで解凍します。
解凍することによって、iTunesのインストーラー内にある色々なインストールプログラムが表示されるので、その一覧の中からBonjour64.msiを起動します。
起動後は、bonjourの指示に従って操作を進めると問題なくインストールすることができます。
bonjourのインストール後は、ダウンロードしたiTunesを削除しても問題ありません。
勝手にインストールされる?
bonjourはiTunesをインストールすると同時にインストールされる設定になっています。
bonjourをインストールしたくない場合は、iTunesのインストール途中で、設定を変更しbonjourのインストールを防ぎましょう。