vnc viewerのダウンロード方法と使い方
vnc viewerを使用する事で、iPhoneやiPadで遠くのパソコンをリモート操作ができるアプリの事です。
ダウンロードの方法は以下の通りです。
- 公式サイトでRealVNCアカウント、メールアドレスを作成する。
- iPhoneやiPadからリモート操作したいWindowsパソコンに「Real VNC」をダウンロード、インストールする。
「VNC Server」とは、サーバークライアントタイプのソフトウェアの事で、Windowsパソコンでサーバー「VNC Server」を動かし、実際に操作する機器でWindowsを操作する事ができます。
「VNC Server」がダウンロードされたらWindowsパソコンの好きなところに保存する。
インストールが完了したらVNC Serverの画面が表示されます。
- iPhoneやiPadのIOS端末の場合はアップルストアでvnc viewerを検索してダウンロードする。
カテゴリーは仕事効率化です。
その際にあらかじめ作成しておいたRealVNCアカウントで登録したメールアドレスとパスワードを入力する。
iPhoneやiPadにインストールしたvnc viewerでWindowsに接続する方法は2つあります。
- WindowsパソコンのIPアドレスとVNCパスワードを入力する方法。
接続先パソコンでインストールしたVNC Serverを起動させて接続時のパスワードを設定。
パスワードは6文字以上です。
- VNCアカウントから接続する方法。
VNCのアカウントからリモート操作をする際、IPアドレスが分からなくてもVNCアカウントにログインするだけでWindowsパソコンに接続する事ができます。
接続できない時や画面が出ない時の対処方法
接続できない場合の原因として、クライアント設定が正しいようならサーバー側にあると考えられます。
そしてサーバーがきちんと稼働していてなおかつネットワークにも繋がっているのであればソフト側のリモート接続が遮断されている可能性があります。
そこを認識した上で確認する設定は以下の2つです。
- VNCで接続失敗した場合
ネットワークが「プライベート」になっているか。
ファイアーウォールをOFFにしてあるか。
これを確認して再起動すれば接続可能となると思います。
- 画面が真っ暗で何も写らない場合
ビットマップのキャッシュを保持しない設定にする。
画面が真っ暗でもリモート接続は正常に動いている場合があります。
なので、どちらかのショートカットキーを入力してみて画面がきちんと写るか確認して下さい。
ctrl+Alt+Endまたは、ctri+Alt+Fn+End
注意点としてctrl+Alt+Deleteを押すとローカルで処理されるのでctri+Alt+Endを入力して下さい。
キー入力後にタスクマネージャーの画面が表示されたらキャンセル。
これで黒い画面が解消されて正常に機能するはずです。
・接続先・接続元のパソコンを再起動する。
shiftキーを押しながらシャットダウンを選択して「パソコンの電源を切る」を選択。
上記の操作で問題が解決したのであれば高速スタートアップの機能が原因かもしれません。
- リモートデスクトップを低解像度で接続してみる。
接続先のパソコンがリモートデスクトップの解像度設定に対応できていない可能性があります。
リモートデスクトップの解像度設定を800×600ピクセルに下げて接続してみて下さい。
- Windowsが最新版にアップデートされているか確認する。
- グラフィックドライバーを最新にアップデートする。
古いグラフィックドライバーがインストールされているとリモートデスクトップの画面が黒くなるケースがあります。
グラフィックドライバーの更新を確認し、最新のドライバーにアップデートしてみて下さい。
なお、ドライバーの更新はリモート接続元・接続先の両方で行います。
メーカー公式サイトからグラフィックドライバーをダウンロードできます。
- グラフィックドライバーを再インストールする。
リモート接続先のパソコンでグラフィックドライバーが正しくインストールされていないと画面が表示されない場合もあります。
- ディスプレイアダプターを無効化する。
リモート先のパソコンに搭載しているグラフィックカードが古いとリモート接続時の画面が真っ暗で表示されない場合もあります。
更新が止まった古いグラフィックドライバーを使用されている方はディスプレイアダプターの無効化を実行してみて下さい。
ディスプレイアダプターを無効化すると、凡用ドライバーが使用され画面が正常に戻るケースもあります。
- パソコンの通信状況を確認する。
パソコンの通信速度や安定性に問題が発生しているとリモートデスクトップに必要な通信の処理が不可能になります。
回線がしょっちゅう切断される、回線速度が極端に遅い(5Mbps以下)は通信がすぐ切れてしまうので黒い画面が表示されてしまいます。
リモートデスクトップを利用するには接続元、接続先のパソコンの間で常時通信が必要なので両方の通信状態に問題がないか確認する。
繋がらない場合や操作できない時
この場合はサーバー側の設定で禁止している、もしくはviewer側のオプションで操作しないよう設定されている可能性があります。
そこを確認する、またはサーバーpropertyキーボード、マウスビューアからの入力無効のチェックを外すと解決するケースもあります。
アンドロイドでも使える?
vnc viewerはアンドロイドでも使用できます。
初回起動時に接続するパソコンやMac(VNCサーバー)のIPアドレスとパスワードの入力が求められます。
遠隔操作したいパソコンやMacにReal VNCやUltraVNCなどのVNCソフトをインストールしておき、必要な設定を完了させておけばアンドロイド端末に接続したパソコンやMacのデスクトップが表示され、ソフトウェアの起動やシャットダウンができるようになります。
ファイル転送する方法
ラズバイからパソコンへのファイル転送という形になります。
ラズバイ側からでもパソコンのvnc viewer側からでも操作できます。
ラズバイ右上のvncアイコンを右クリックしてFile Transferを選択するというウィンドウが表示されたらSend files…という項目をクリックして完了です。
vnc vieweを使用する事でコンピューターのデスクトップの表示、コンピューターを直接使用しているかのようにマウスとキーボードを操作できるようになります。
興味がある方は使ってみて下さい。