dwgファイルを開くには
「DWGファイル」とは、Autodesk社のAutoCADというCADソフトの図面ファイルのことです。
まず、Autodeskの公式サイト「https://www.autodesk.co.jp/viewers」にアクセスし、画面を少し下にスクロールすると、「DWG TrueView」の項目が表示されているので、「今すぐダウンロード」ボタンをクリックし、ダウンロード、インストールを行ってから、以下の作業を行います
1,Windowsのスタートメニューから「DWG TrueView」を起動し、左上の「開く」をクリックします
2,ファイル選択ダイアログで「dwg/dxf」のファイルを選択し、変換対象ファイルを指定して「開く」をクリックします
3,左上のアイコンをクリックしてメニューを開き、「書き出し」をクリックし、「PDF」を選択します
4,ファイル指定ダイアログで、「書き出し」を「オブジェクト範囲」と変更し、保管場所とフォルダを指定して「保存」をクリックします
以上で作業完了です。
窓の杜でダウンロードできるフリーソフト
「窓の杜」公式サイト「https://forest.watch.impress.co.jp/」にアクセスして、以下のソフトを探してみましょう。
・Jw_cad : 定番の無料2次元CADソフト。建築汎用CADとも言われている
・PC定規5 フリーウェア版 : 初心者向けの汎用2次元CADソフト
・Quadcept Communitry(32bit版) : プロ向けの電子回路・プリンtの基板設計ツールの無料版
以上が、「窓の杜」でダウンロードできる主なフリーソフトです。
jwcadの使い方
「Jw_cad」とは、Windowsで動作する2D(2次元)汎用CADフリーソフトのことで、建築設計機能に特化しています。
「窓の杜」のサイト「https://forest.watch.impress.co.jp/」に移動し、右上の検索窓に「Jw_cad」と入力検索し、青文字の「「Jw_cad」定番の無料2次元CADソフト - 窓の杜」」をクリックします
→画面が切り替わり、「Jw_cad」の右にある緑色の「窓の杜からダウンロード」をクリックします
→インストールする際、デバイスの許可を求められるので、「はい」をクリックします
→「使用許諾契約の条項に同意します」を選択し、準備が整ったら「インストール」ボタンを押し、インストールを開始します
→すべてが終われば「完了」をクリックし、パソコンを再起動させます
これでインストールは完了です。
スタートメニューから「Jw_cad」をクリックすれば、新規ファイルが開いた状態になります。
pdfに変換する方法
「Jw_cad」でPDF変換する方法には、いろいろあります。その場合、「Jw_cad」には図面をPDFに変換する機能は付いていませんので、外部ツールやアプリケーションを使ってPDFに変換する必要があります。
●フリーソフトをダウンロードする
「CubePDF」のサイト[「https://www.cube-soft.jp/cubepdf/?lang=ja」から使用したいバージョンを選択し、「無料ダウンロード」ボタンをクリックします
→インストールが始まると、CubePDFのインストーラーを保存するためのダイアログが表示されるので、わかりやすく「デスクトップ」に保存します
→デスクトップに保存した「CubePDF」のインストーラーをダブルクリックして、インストールを開始します
→「使用許諾契約書」に同意し、「次へ」をクリックします
→セットアップ準備の内容を確認し、「次へ」をクリックし、「インストール準備完了」ページで「インストール」をクリックします
→インストールが開始され、セットアップウィザードの完了画面が表示されたらインストール完了です
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●PDF形式へ変換する
「Jw_cad」で、PDF変換したい図面を開く、または作図します
→ツールバーから「印刷」を起動させます
→プリンターの設定で、プリンター名「CubePDF」を選択し、用紙サイズ等を設定します
→設定終了後、「OK」ボタンをクリックします
→コントロールバーの「印刷」をクリックし、印刷を開始します
→「CubePDF」の出力画面が起動し、設定に問題がなければ「変換」ボタンをクリックします
以上の作業で、PDFへの変換が完了します。
軽くする方法
ファイルサイズが増えてくると、「開く」「保存」に時間がかかってしまいます。よって、作業効率が悪くなるので、ファイルの軽量化をしていきます。
●「重複管理」:
図面を書いていくうちに、線が重なってしまうことがよくあります。不要な線が多いと、ファイルサイズも必然的に大きくなります。そこで「重複管理」を行って、不要な線を消しファイルを軽減化します。
「編集」から「データ整理」を選択します
→コントロールバーから「全選択」をクリックし、「選択確定」をクリックします
→左側の「重複整理」をクリックすると、作業が完了します
※画面左上に数字が出てきますが、不要な線を何本除いたかの数値です。
不要な線が多いと、それだけファイルサイズが大きくなるため、「重複整理」を行うだけで、半分以上サイズが軽減されることもあります。