XMLファイルの開き方
「XMLファイル」とは、ホームページ作成などで、様々なデータ管理などを簡単に行うことができるマークアップ言語のことです。
(※「マークアップ言語」とは、パソコン内での指示や命令をコンピュータに認識させるために必要な言語のことです。)
「XMLファイル」の開き方について、いくつかご紹介します。
1,テキストエディタで「XMLファイル」を開く
メモ帳(テキストエディタ)を開いて、そこへ「XMLファイル」をドラッグ&ドロップします。
テキストエディタ上での編集も可能で、編集が完了したら、そのまま上書き保存できます。
2,ブラウザで開く
Google ChromeやMozilla Firefoxなどのブラウザに「XMLファイル」をドラッグ&ドロップすると「XMLファイル」の内容が表示されます。
※注意すべき点として、内容を表示させるだけで、編集はできません。
3,ExcelでXMLファイルを開く
Excelが起動したら、左側のメニューの「開く」をクリックし、その横の「このPC」を選択し、ダイアログボックスから開きたいXMLファイルを選択します。
→「XMLを開く」ウィンドウが表示されたら、「XMLテーブルとして開く」を選択して、「OK」をクリックします
→「指定したXMLソースはスキーマを参照していません。XMLソース データに基づいてスキーマを作成します。」のウィンドウが出てきたら「OK」をクリックします
(※「ソース」とは、データやファイルを転送・変換・複製するときの元となる側のことです。)
(※「スキーマ」とは、データベースの構造を定義したもののことです。)
4,ビューアで開く
XMLEDITOR.NET公式サイト「http://www.xmleditor.jp/」にアクセスし、画面が変わったら、画面を下にスクロールし、「最新版のダウンロード」の項目から「XMLEDITOR.NET Ver2.3.2.0」をダウンロードし、zipファイルを解凍して「xml.exe」を起動したら、「ファイル」をクリックし、「開く」から「XMLファイル」を選択するか、直接ウィンドウにドラッグ&ドロップします
XMLファイルはデータ管理に利用しやすいファイル形式です。上記のいづれかを試してみてください。
国税庁の電子申請等証明書を開くには
「e-Taxソフト」の署名検証機能を利用して「XMLファイル」を表示させます。
「e-Taxソフト」のメニューボタンの「オプション」から「署名検証」をクリックします
→「参照」をクリックし、表示させたい「XMLファイル」を選択します
→その後、「検証」をクリックします
→「署名検証結果・証明書情報」画面が表示されるので、内容を確認し「OK」をクリックします
→「証明書の表示」ボタンをクリックします
以上の作業で、「XMLファイル」が正しく表示されます。
エクセルで開く方法
電子公文書は、「XML」のファイル形式で提供されています。
よって、「XMLファイル」を「Excel」で開く場合は、上記見出し「XMLファイルの開き方」の3番目の項目の作業を行います。
Excelが起動したら、左側のメニューの「開く」をクリックし、その横の「このPC」を選択し、ダイアログボックスから開きたい「XMLファイル」を選択します
→「XMLを開く」ウィンドウが表示されたら、「XMLテーブルとして開く」を選択して、「OK」をクリックします
→「指定したXMLソースはスキーマを参照していません。XMLソース データに基づいてスキーマを作成します。」のウィンドウが出てきたら「OK」をクリックします
上記の作業で、「XMLファイル」を「Excel」で開くことができます。
文字化けしたときの対処方法
まず初めに、電子公文書の「XMLファイル」を保存しているフォルダ内に、「XSLスタイルシート」があるか確認してみてください。
電子公文書は、「XMLファイル」と「XSLファイル」が「対」になっているため、2つのファイルを別フォルダに分離すると、正常に表示されなくなります。
ファイルを移動したときは、2つのファイルを同ファイルに格納しなければなりません。
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また、ダウンロードしたzipファイルを解凍したら公文書ファイルが文字化けしていることがあります。
Windows 7以前の古いWindows OSやUTF-8に対応していない解凍ソフトを使用している場合に起こります。
<Internet Explorerの場合>
マウスの右ボタンをクリックし、コンテキストメニューを表示させます
→「エンコード」から「自動選択」を指定して、公文書の「XMLファイル」を開きます
→公文書の「XMLファイル」を開いたまま、Internet Explorer上で右クリックし、「エンコード」から「日本語(自動選択)」を選択します
<Safariの場合>
Safariのメニューから「表示」→「テキストエンコーディング」→「Unicode(UTF-8)」を指定して、公文書のXMLファイルを開きます。
以上が文字化けの対処方法です。
変換する方法
ファイルを他文字コードからUTF-8に変換するには、
1,「メモ帳」で文字コードを変換する
スタートメニューから「すべてのプログラム」をクリックし、「アクセサリ」から「メモ帳」を開きます
→メニューバーのファイルから「名前を付けて保存」をクリックして、文字コードの項目を「UTF-8」に設定し、任意のファイル名で保存します
2,Internet Explorerで文字コードを変更する
文字コードを変更したいファイルの末尾が「.txt」であることを確認します
→異なる場合は「.txt」に変更しておきます
→テキストファイルをInternet Explorerの画面上にドラッグ&ドロップし、画面を右クリックして「エンコード」を選択し、Unicode(UTF-8)がチェックされているか確認します
→テキストファイルに正しく文字コード変更が行われていたらファイルを保存します