MediaInfoは動画・音声ファイルをドラッグ＆ドロップするだけで簡単に詳細情報を確認できる便利なソフトです。
MediaInfoのダウンロード方法
公式サイトの「ダウンロード」からダウンロードをします。
Windows以外のOSを使っている方は、「▼」をクリックして対応したOSを選択しましょう。
ここから先はWindowsで日本語利用する場合の説明をしていきます。
1.ダウンロードしたexeファイルを開きます。
2.ユーザーアカウント制御で「はい」をクリックします。
3.言語選択の画面になるのでプルダウンから「日本語」を選択して「OK」。
4.インストール先のフォルダを選んで「インストール」。
5.インストール完了です。「完了」をクリックしましょう。
スタートメニューの中にMediaInfoがあるのを確認してください。
次はさっそくMediaInfoを使っていきましょう！
使い方
スタートメニューからMediaInfoを開きます。
初回起動時の設定が開くのでLanguageのプルダウンから「日本語」を選択して「OK」をクリックしましょう。
詳細情報の確認方法
MediaInfoのメインウィンドウが開いたら、詳細情報を確認したい動画や音声ファイルをドラッグ＆ドロップします。
これでファイルの基本情報が表示されました。
より詳細な情報を閲覧したい場合、メニューバーの「表示」から「ツリー」や「テキスト」「HTML」を選ぶと表示される内容が増えるので、自分が一番見やすいと思うものを選びましょう。
毎回ファイル情報を確認するたびに基本情報から表示されるのがわずらわしい方は、「設定」から変更することもできます。
「オプション」から「設定」をクリックし、「出力形式」のプルダウンからお好みのものを選びましょう。
なお、ファイル情報の確認は複数まとめて行うことも、フォルダごと一気に行うことも可能です。
情報の出力
「ファイル」の「エクスポート」から情報をファイル出力することが可能です。
お好みのファイル形式をタブから選んで「OK」をクリックするだけです。
窓の社にある？
はい。窓の杜でも紹介されており、ダウンロードすることも可能です。
「MediaInfo」複数のメディアファイルの詳細情報を一括調査・表示 - 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/mediainfo/
画像・映像・音楽カテゴリの映像コーデックソフトの中でトップに表示されています。
窓の杜からダウンロードした方が安心！という方は「窓の杜からダウンロード」をクリックしてください。
危険なソフトではない？
前項でご紹介した窓の杜でも配布されていることから、危険性は少ないと思われます。
以下のリンクをご参考ください。
窓の杜 - 窓の杜でのウイルスチェックについて
https://forest.watch.impress.co.jp/info/about/viruscheck.html
パソコン版だけでなくスマートフォン用のアプリとしてストア配布も行われているため、それらの審査をクリアしていることからも一定の信頼性はあると思われます。
最初のリリースから15年以上続いていることも一つの指標としてよいかもしれません。
パラメータの見方
主な確認部分を説明します。
全般
完全なパス
ファイルの置かれている場所になります。
形式
動画のフォーマットになります。
総ビットレート
映像と音声を合わせた全体のビットレートです、
ビットレートとは1秒当たりのデータ量のことで、大きければ大きいほど高画質・高音声となります。
映像
コーデックID
動画に使われているコーデックを表します。
ビットレート
映像のビットレートです。高画質・高解像度になると大きくなります。
フレームレートの種類
CFR(固定フレームレート)かVFR(可変フレームレート)か。
可変レートは動きの少ない映像でビットレートの割り当てを少なくしています。
フレームレート
映像の1秒当たりのコマ数。この数値が大きい方が滑らかになります。
ビットレートに影響します。
色空間
YUV(YU12)かRGBか。
YUVは色を間引いて輝度と明度で表現することで圧縮に優れています。
RGBは光の三原色そのままで色を表現していて、色情報が完璧な代わりにファイルサイズが大きくなります。
実写の場合それほど違いが見られないこともありスマホやデジカメではYUVが使われています。
クロマサブサンプリング
YUV(YU12)形式でのビットの割り当ての仕方です。
ビット深度
1フレームをどれだけのbit数で表すのかを示しています。
走査方式
インターレースかプログレッシブかを表します。
音声
ビットレート種別
ビットレート
チャンネル
このあたりを確認しておけばよいと思います。